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合格できる宅建勉強方法
私が6年間の勉強で悟った、合格のための宅建試験の勉強方法です。
 暗記よりも理解しろ。よく聞く言葉です。理解しようと頑張りました。時間をかけて頑張りました。理解とは?暗記とは?私が見つけた答えは、理解と暗記は紙一重、表裏一体ということ。理解したほうが暗記しやすいことがあります。暗記したほうが理解しやすいことがあります。いや、もう、理解すれば、それは即ち暗記したということです。暗記できれば、それはもう限りなく理解です。


『全てを順番に覚えようとしない』『全てを順番に解こうとしない』


 話が飛んだように見えますが、これが私の行き着いた真理です。梃(てこ)の原理です。唐突に何を言い出すんだという感じですが、梃の原理なんです。私が昔から好きだった数学に例えますと(私は法学部)、公式を覚えて考えながらじっくり問題を解くより、公式を覚えたらすぐに答えを見て様々な問題をこなす。こうしたほうがメキメキと数学の成績が上がります。


 法律の試験も同じです。まずは全体像を把握すること、様々なパターンを見ることが大切です。どんどん先に進み、早いサイクルで繰り返し復習することで理解も深まり自然と暗記しています。理解しようと、暗記しようと、1ページに時間をかけすぎない。

早い復習を心がけてください。難しい箇所で立ち止まらない勇気を持ってください。


 分からない箇所は飛ばす。気にせず飛ばす。覚えやすいところからどんどん覚える!流し読みで基本書を3周くらいしたら問題集に取り掛かります。もちろん、軽く基本書を3周しただけでは問題集に手も足も出ないでしょう。既にお気づきかもしれませんが、じっくり考えて問題を解くのはやめてください。


問題文を読む→すぐに正誤を確認する→解説を流し読む。


 問題集も基本書と同じように扱ってください。問題を「解く」のではなく、問題と解説を「読む」。全体像が掴めたら、あとは科目ごとの勉強です。今日は権利関係と決めたら基本書の権利関係をダーッと繰り返し軽く流し読む。基本書で読んだ箇所の問題集をダダーッと繰り返し軽く流し読む。
基本書と問題集を並行して軽く読みまくる最強の勉強方法 です。これを梃の原理と呼べるのかという謎は残りますが、要は相乗効果です。


基本書の知識をすぐに問題形式で確認することで、圧倒的に理解が深まります。

問題と解説を読むことで、難しいと感じた基本書の言わんとしたことが見えてきます。


 明日は宅建業法の基本書と問題集を読み返し、明後日には法令制限、明々後日は権利関係に戻り、4日後には税その他も少しやっておこうかな、と調整しながらとにかく早いサイクルで復習してください。今日は権利関係の「代理」を頑張って覚えた!明日は「時効」を頑張ろう!権利関係が一通り終わったら過去問にも挑戦して……そんな勉強をしていた頃の私に言いたい。バカバカバカバカバカ!!!
効率悪すぎ!しかも覚えたはずのこと忘れてる!


 広く浅く基本書と問題集を読み返しまくる。そう遠くないうちに重要な箇所は理解しています。暗記しています。ある程度の知識がついたら、どこが得意か、どこが苦手か分かってきます。ここは得意、もう大丈夫と判断した分野も数日に一度は必ず軽く読み返して復習し、苦手な分野に少し多めに時間を割いてください。斜め読みでも速読でも構いません。太字でも赤字でも下線でも、重要そうな部分だけで大丈夫。集中して!流し読んでください。とにかく早いサイクルで何度も目を通す。6年かかって見つけた勉強方法、
「早い復習」こそ、宅建合格への近道 だと思います。

            宅建勉強法

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許せないこと


・仲間はずれ
・水圧の弱いシャワー
・大声で笑うおっさん
・スカートの下のズボン